手形・小切手法学習の副読本として
手形・小切手法の副読本に最適な本。著者の銀行協会での実務経験を踏まえて、実際の銀行、手形交換所での運用を かなり詳しく説明してくれているので、手形・小切手運用のイメージが湧きやすいです。 「手形・小切手『法』の常識」ではなく、「手形・小切手の常識」なので 手形・小切手法の基礎も一通り説明していますが、かなり簡潔な説明で 実際の運用にあまり関係のない学説上の問題(たとえば手形理論など)等は一切説明されてはいません。 ゆえに手形・小切手法の入門書にはなりませんが、手形・小切手法のテキストを読んだ後 具体的なイメージが湧かず、腑に落ちないことがあれば本書を参照してみるとすっきりするはずです。 「実際に流通している銀行を支払場所とする手形はどのように銀行で支払い呈示がなされているのか」、 「手形交換所での交換決済はどのようになされているのか」、 「不渡り処分はどのようになされているのか」、そういった素朴な疑問に本書は答えてくれます。
日本経済新聞社
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